いい不動産屋を見つける方法(売却編①)

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 街を歩けばどこにでも不動産屋はありますが、すべてが親切丁寧というわけではありません。というよりも、ロクでもない業者のほうが多いように私みくりは感じております。それではいい不動産はどうやったら見つかるのか、その方法を考えてみたいと思います。

いい不動産屋の見つけ方

一発で見つけられる可能性は低い

 元も子もないことを言ってしまうようですが、いい不動産屋を百発百中で当てる方法はありません。そんな方法があるなら私も教えてほしいくらいです(苦笑)
 実際、私も数百という不動産業者等と知り合いましたが、最終的にお付き合いをさせていただいている業者は20~30社程度でしょうか。その中で恒常的なお取引をしているのは10社あるかないかです。長年やってきてこんな感じです。それだけ不動産屋選びというものは難しいということです。

いい不動産屋の条件

 いい不動産屋の条件とは何でしょうか?
 これは簡単です。お客様のために早くかつ希望額で売却相手を見つけてくれる不動産屋です。

 一方で、よくない不動産屋の条件とは何でしょうか? 
 これも簡単で、業者が受け取る手数料が多くなるよう計算して売主様の利益を一番にしない不動産屋です。

悪い不動産屋を避けることでいい不動産屋を残す。

 いい不動産屋を一本釣りできればいいんですが、それはなかなか難しいというのは上述したとおりです。そうであればよくない不動産屋を排除する方法でいい不動産屋を残すという方法を採るしかありません。

両手仲介業者を避ける

 この記事で解説させていただきましたが、不動産業界には両手取引という言葉があり、囲い込み業者の常とう手段である両手取引を未然に防ぐことがお客様の不動産を早くかつ高く売る結果につながります。
 多くの不動産屋と情報を共有し、協同して買主探しをしたほうが効率的であるにもかかわらず、両手専門業者はほかの業者への情報提供はしない、物件案内を妨害するなどの手を使い他業者の申し込みを断り、手数料のためだけに意地でも自力で売り先を探そうとします。
 当然、時間がかかり売主様には「思ったより人気がないので値下げしましょう」などと言って販売価格を下げ、売主の利益を犠牲にしたうえで自分たちは2倍の手数料を得ようとします。

専任媒介しか受けない業者は避ける

 売主様は自分の不動産を売るわけですから、当然自分が売りたいように売れるわけです。
 その際により良い不動産業者を見つけ依頼したいと思うのも当然な流れであります。しかし、不当に両手を狙う業者は、善良な業者が協力をして売買を成立させてしまうと2倍の手数料どころか、1円の手数料にもなりませんそのために行うのが、自分以外に依頼できないよう契約で売主様を縛ってしまう方法です。専属媒介契約や専属専任媒介契約は不動産業者を1社に縛る契約でほかの業者に依頼ができなくなりますので、売主様を自分のコントロール下において業者の手数料が多くなるよう不当な営業活動ができる環境を作り出します。
 以下に媒介契約の種類をまとめましたのでよろしければ覗いてみてください。

囲い込み業者は絶対避ける

 専属媒介は両手仲介を成立させるためのツールになるのはおわかりいただけたと思いますが、具体的にはどういう対応をとるのでしょうか。
 不当な業者は、他の業者から売主様の物件を買いたいという依頼があった時に、こういった案内をします。「今、申込者がいまして交渉中ですのでお受けできません。」これは、実際に売主様の物件に買い付け申し込みがあってもなくても同じアナウンスをします。なぜでしょうか。簡単です。他の業者が連れてきた買主様と契約をまとめてしまうと売主様にとっては利益になっても両手業者にとっては手数料が折半となり面白くないからです。
 こういった業者は、お客様の利益なんてどうでもいいのです。手数料ができるだけ多く手に入れば何でもいいのです。お読みいただいている方にはぜひ避けていただきたいです。
 不安だなとお思いになられた方はご相談いただければ、お答えしますのでメッセージをいただけたらと思います。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 ご質問やご相談があればお気軽に下のメールフォームからご連絡ください。一応、中の人ではありますが、損得勘定なしでご相談に乗れればと思っています。

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