固定買い取り制度の普及によって一気に増えた太陽光発電所。あれって儲かるんでしょうか?
メガソーラー発電所開発経験もある筆者がちょっと話してみたいと思います。
太陽光発電所は儲かるんでしょうか?
結論から言いましょう
儲かりました(過去形)
固定買い取り制度初年度の2012年度の事業用太陽光は40円/kwh(税抜)×20年継続買い取りなので恐ろしく儲かりました。どのくらい儲かったかと言いますと…。非常に難しいですね。。低圧なのか、特高なのかどこに作るのか日射量はどのくらいなのかによって変わるので一口にいうのはなかなか難しいんですよ。
でもどのくらい儲かるのか知って欲しい。
皆さんが買う電力価格(29.58円)
例えばですよ、東京電力さんのプレミアムSプランの電力で電力契約をしますと29.58円/kWh(401kwh~)となります。
簡単に言えば1kwhあたり29.58円でお売りしますよということです。
電力会社が仕入れる電力価格(8.13円)
一方、JEPX(日本卸電力取引所・電力会社が電気を買ってくるところです。)のシステムプライス(おおよその買付価格)は本記事を書いている5月5日受け渡し分の高いところで8.13円/kwhです。
つまり、皆様に売る電気は8.13円で買ってますよということです(本日はお休みなのでオフィス需要とかが少なく多少電力価格は安めだということは念のため申し上げておきます)。
2012年度に設備認定受けた太陽光発電所(44.00円)
そして、2012年度に設備認定(簡単に言えばお国の許可です)を得た太陽光発電所は44円で電気を電力会社に売っています。
まとめるとこうなります
東電の販売価格 | 29.58円 |
電力会社の仕入れ価格 | 8.13円 |
太陽光発電所の売電価格(12年認定) | 44.00円 |
ざっくりとこんな感じです。
おわかりの通り、電力会社は、皆様に売る価格より高く、卸売市場の5倍の価格で電力を買っているんです。太陽光発電所ができればできるほど電力会社は赤字になる計算です。そんな暴利で売る電気ですから太陽光事業はウハウハに儲かったんです。
今はどうかというと…
今は発電所の大きさによって変化しますが、低圧と呼ばれる50kw未満の小さい発電所が最も高くて2020年度が13円+税となっております。最盛期の1/3ですね。なので太陽光発電所はなかなか儲けるには難しくなってきたというべきなのではないでしょうか。
とはいっても、13円ならまだ儲かる余地はあるんですが…。
【余談】赤字で買い取って電力会社大丈夫なのか
売る価格よりも仕入れる価格が大きくなる太陽光発電所ですが、電力会社はつぶれないのでしょうか?
その答えは、皆様のお手元の電力料金の請求書に書いてあります。
「再生可能エネルギー賦課金」という欄がないでしょうか?この欄に記載されている金額を皆様の電気料金に追加して請求しているんです。
つまりは電力会社の赤字を皆様のお金で補填して、それで暴利を儲けてるという理屈です。
もっとざっくりいましょう。太陽光で儲けている人は皆さんからお金を巻き上げているということなんです。
環境のためとか何とか言ってますが、木を切って山を崩して太陽光パネルを貼ってという行為が本当に環境にやさしいのか私みくりは疑問に感じてますが、再エネと言えば聞こえがいい。だから、社会貢献・環境貢献をうたって金儲けができる。それが再生可能エネルギービジネスの本質です。
この点については長くなりますので、ご希望があればまた別に書かせていただきますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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